都会の夜、静寂に包まれた一室に彼女は現れた。
一ノ瀬華──32歳。
アパレル会社の経営側に身を置き、ファッションとビジネス、両方の最前線を知る凛とした女性。
引き締まったスレンダーボディと煌びやかな美貌。
言葉を交わす前から、その気品に飲まれるような錯覚を覚える。
そして、彼女が纏う 静かな色気 。
綺麗に整えられた顔立ちの中で、時折ふと浮かぶ妖艶な表情が、見る者の理性を優しく溶かしていく。
スレンダーボディに小ぶりなヒップは、派手さよりも品格を感じさせる曲線。
だがその内側には、触れられただけでビクリと震える、張りつめた欲が秘められていた。
肌にオイルが滴ると、彼女の肢体は美しく濡れ、やがてそのまま男の手に絡め取られていく。
敏感な乳首は軽くなぞられるだけで硬く尖り、吐息が洩れるたびに、全身が熱を帯びていく。
体中が快感の波に乗り、指先で、舌先で、電流のように震える。
やがて彼女の口元がゆっくりと開かれる。
じゅぽ、じゅぽと淫らな水音が空気を震わせるたび、男の芯がとろけていく。
艶めいた目線のまま、奉仕を続ける華。
その姿は、官能と優雅の極みだった。
そして――挿れられるその瞬間、堰を切ったように彼女の声が空間に響く。
甘く切ない声が波のように繰り返されるたび、彼女の体は、理性を脱ぎ捨てていく。
スレンダーな身体を激しく揺らしながら、何度も絶頂に達していくその様は、美しくも淫らで、見る者すべての本能をかき乱す。
品格と妖艶、知性と快楽。
一ノ瀬華という女、その存在そのものが、男の欲望を試す装置だった――。