服越しにも分かるデカパイちゃんを持ち帰った。
ペットボトルの水を渡すと逆手で開けようとする姿に(何やってんだ…?)と疑問に思いつつも紳士に開けてあげる。
こういう僅かな気遣いでこの後のイロイロが展開しやすくなる。
軽く話を聞いてみるとどうやら保育士をしているらしい。
このデカパイに初恋を捧げた男の子がごまんといることは想像に難くない。
ごめんなチビッコ達、ごめんな父兄、俺が頂くけど許してくれ。
その後はマイ鉄板のゲームで負けたらキスする●。
ぶっちゃけこんな勝敗なんてどうでもいい。
キスのハードルを下げるための口上でしかない。
目論見通りすぐにキスまでありつく。
雰囲気も仕上がってきたので胸に手を伸ばすと、「(私と)付き合うの?」と彼女。
そういう億劫な質問には答えない。
答えは沈黙と誰かが言ってた。
あとは流れに身を任せて……。